斎藤広樹
1975年、19歳でダニエル・デファイエ氏の招きにより渡仏。フランス国立ルーアン音楽院を経てフランス国立パリ高等音楽院サクソフォン科をプルミエプリ首席で卒業。サクソフォンを松澤洋、H.R.ポラン、D.デファイエの各氏に師事。1982年第7回(ニュールンベルグ)、1988年第9回(川崎)ワールドサクソフォンコングレスに出演。1992年鹿児島交響楽団定期演奏会にてH.トマジ「サクソフォン協奏曲」を演奏。1994年にサクソフォン四重奏《アドルフ》を結成し、以後11年間、毎年福岡及び熊本で定期演奏会、その他九州各地で特別演奏会を行う。2004年第10回、2005年第11回韓国馬山現代音楽祭にサクソフォン四重奏団《アドルフ》メンバーとして招聘され、数多くの新作初演。2006年チェ・チョンヒ指揮チンジュ市交響楽団の定期演奏会にてJ.イベール「室内小協奏曲」を演奏。九州管楽合奏団に2004年の設立から2019年まで所属。サクソフォンアンサンブル《フォイユ》メンバー。平成音楽大学、熊本大学、活水女子大学、九州女子短期大学の非常勤講師、福岡女子短期大学教授を経て、現在フォーレ音楽院(福岡県大野城市)で後進の指導にあたる。九州サクソフォニストグループ顧問。西日本新人紹介演奏会グランプリ西日本音楽協会賞受賞。福岡県大野城市在住。