ダンス[木管5重奏]
《ダンス(仏: Danse)》は、ドビュッシーの初期ピアノ作品のひとつである。初版時は〈スティリー風タランテラ〉とされたが、再販時に〈ダンス〉と改題された。後にモーリス・ラヴェルによって管弦楽編曲されている。
初版時のタイトルにある「タランテラ」とは、南イタリア(ナポリ)の民族舞踊のことであり、タラントという都市名に由来すると言われている。8分の6拍子の躍動的な舞曲として、ショパンやリスト、ブルグミュラー等もピアノ曲を作曲している。
この作品の魅力は、なんと言ってもリズムであり、8分の6拍子と4分の3拍子が頻繁に変わる。急緩急の3部形式で作られており、中間部はシンプルで美しい和声や響きが現れる。
この作品が作曲される前頃より、当時活発に活動していた象徴派の芸術家たちと交流していた。後の作風に影響を与えていた時期と言える。1890年には《夢想》、《ベルガマスク組曲》といった、ドビュッシーを代表するピアノ作品が多数作曲されている。(山田悠人)
曲名(邦題) | ダンス |
曲名(英題) | Danse |
編成 | 木管5重奏 |
作品コード | YMDE-0056 |
作曲者 | クロード・ドビュッシー |
編曲者 | 山田 悠人 |
浄書者 | 山田 悠人 |
演奏時間 | 6:00 |
編曲年 | 2021年 |
演奏音源 | YouTube(2021年8月14日開催「フルート4重奏、木管5重奏による室内楽への誘い」ライブ映像) |
電子(PDF)楽譜 | Piascore楽譜ストア |
編成表
楽器名 | 部数 |
---|---|
Flute |
1 |
Oboe |
1 |
Clarinet in B-flat |
1 |
Horn in F |
1 |
Bassoon | 1 |
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